一本の藁として
かつて長生きすることを、「長寿」といいました。
年を重ねると、「ご高齢になられて」と高い尊敬の念を込めて声をかけられました。
いまは「高齢化社会」「超高齢化社会」、もはや「長寿社会」とは、ほとんどいわれません。
高齢化社会とは、高コスト社会のように語られます。
年を重ねれば、だれでも肉体的にも、知的にも、衰えます。
しかし、ご高齢者の方々の懸命な努力があって、今日の日本の発展があります。
いま、そのご努力にむくいる社会にしなくて、次の高齢者世代、次の次の高齢者世代が、
どうして年を重ねることを真に寿(ことほ)ぐ「長寿社会」を迎えることができるでしょうか。
「足が…、腰が…」と肉体的な衰えもつらいものですが、
「忘れやすくなった、思い違いをしてしまう…」という知的な衰えは、
ご高齢者ご自身にとっては、たいへん悲しいものです。
ましてや医師に「認知症」と診断されると、
それは「介護」というご家族の問題にもなります。

いま医療の世界では、懸命に認知症の解明・治療薬の開発に取り組まれています。
しかし現在、認知症の薬として認められているものは、わずかに数種類であり、
いずれもが認知機能の治療に焦点をあてたものです。
しかもそれらの薬は、現段階では認知症の進行を数カ月から数年遅らせるにとどまる
「症候改善薬」であり、認知症そのものを治す「根本治療薬」には至っていません。
認知症の方々を看守る介護のうえで最も大きな負担といえる
徘徊、暴力、妄想、あるいは無気力、ふさぎ込み、無関心といった
周辺症状(BPSD)の改善を、積極的に目指したものでは残念ながらありません。
株式会社グロービアは、『知の健康維持』をサポートする
栄養補助食品(健康食品・サプリメント)の会社です。
薬の開発にはお金がかかる、それ以上に時間がかかる。しかし、いま目の前で
「私の母が財布を盗んだ!!と詰め寄って来る…、父が大声でわめく…、真夜中にご近所を訪問してしまう…」。
漢方でも、民間療法でも、なんでもいい。とにかくこの状況を少しでも改善したい。
病の完治はムリでも、ぼけていても、日々おだやかに自分らしく暮らしてほしい。
こうした切実な声に、弊社では栄養補助食品『フェルガード』でお応えしています。
医薬品ほどの十分なエビデンス(根拠)があるものではありません。
しかし実際に多くの病・医院の先生方に「周辺症状の改善に役立つ」と
その有用性をご確認いただき、学会における臨床報告もなされています。
またご利用いただいているご家族の方々から、「母の目がしっかりしてきた」
「父がおだやかになった」「笑うようになった」「名前を呼んでくれた」
――など多数の声をいただいております。
悩める人びととそのご家族の、おだやかな日々に貢献できているようであり、
大変嬉しく思っております。
「まだ根本治療の手立てがないことはわかった。しかしこの奇異な周辺症状は、
今すぐなんとかしたい」 介護されているご家族は、
まさに「藁(わら)をもつかむ気持ち」の日々でいらっしゃるでしょう。
そのためにもさらなる医療の発展、社会の介護システムの向上を期待しつつも、
弊社の"おだやかな日々"を支えるための栄養補助食品が、
悩める人びとを、介護で疲れ果てている方々を少しでも救える
『一本の藁になれたら』と考えます。
“今日をはっきりと、明日をおだやかに”
――株式会社グロービアは、知的な健康に悩める人とそのご家族の、
かすかな、しかし確かな“希望”となれるよう、
これからも製品の向上と新たな開発に努めてまいります。
株式会社グロービア
代表取締役 村瀬仁章