推奨病院・クリニック共和病院 愛知県大府市長久手南クリニック汐入メンタルクリニック三浦メンタルクリニック
 
理念
 
理念
 
会社概要
 
 
日本の高齢化社会の現状
 
フェルガードとは
 
フェルラ酸とは
 
フェルガードの製造工場
 
フェルガードがマスコミ掲載された
 

GMP適正製造規範とは

ご購入のご相談・ご質問
愛知県共和病院老年科
部長 河野和彦先生
河野先生へのお問い合わせ
メール
にお願いします

9月7日開催
医療関係者向けドクター
コウノセミナー案内書
@ A



2008年2月19日に新潟県上越市で開催されたNPO法人エコネット上越が主催するセミナーで「認知症と予防」と題して講演させて頂きました



     
2008.7.3付け
  第 23 回日本老年精神医学会報告

6 月 28 日に神戸の国際会議場へでかけた。最近は学会で自分が発表することはないし、専門医の更新のためにでかけ

るだけである。教育講演が終わったらすぐに尾道講演があった。学会というのは、昼にはランチョンセミナーと言って製薬

会社が弁当を提供してくれる講演会がある。私も弁当ほしさに第2会場に入った。「認知症脳の異常蓄積たんぱく質」という

演題で、私としては珍しく臨床ではなく基礎系の話題に何かひきつけられたのである。

  東京都精神医学研究所の参事研究員の秋山治彦先生の話は、非常に興味深かった。アルツハイマー型認知症の治

療戦略に方向性が見出せたのは、アミロイドカスケードセオリーのおかげである。Aβ(アミロイド蛋白)が蓄積することか

らアルツハイマー病変が始まるという仮説である。

Aβが蓄積しないようにすればアルツハイマー型認知症はおきない。その初期に働くのがANM 176 (フェルガード)であり

、産生されたアミロイドを抗体が攻撃するのが長寿医療センター のワクチン、発病後に情報伝達を助けるのがアリセ

プトである。 しかし、アルツハイマー脳で不思議なことは、 (1) 老人斑(Aβ)よりも後からできてくるアルツハイマ

ー原線維変化(タウ)の分布のほうが認知症重症度と関係すること、 (2) 老人斑だけが多発していて認知症にな

らない老人がいること、 (3) 老人斑のない認知症がいること(タウオパチー、ピック病など)であった。

  秋山仮説を聞いて、私はこれらの疑問がすべて吹き飛んだ気がした。つまりもともと、αシヌクレイン(レビー小

体の原料)が蓄積しやすい人にAβが凝集するとレビー小体型認知症になり、タウ蓄積体質の人にAβが凝集す

るとアルツハイマー型認知症になるというのだ。

  だから病気の始まりはAβ蓄積と思われていたが、その背景に体質がないと認知症にならないということで、

老人斑だけ多発してもボケないのはそのためである。つまりAβだけでは認知症にはならない。

 
   

  私がもっと驚いた仮説は、レビー小体は封入体(外敵を封じ込めるゴミ箱)なのだが、アルツハイマー病変を無

能化して神経毒が出ないようにするという努力を脳内で行っていた人が、アルツハイマーにはならず、レビーに

なるというのである。

  アルツハイマー病変をすべて封入したレビーは純粋なレビーとなり、アルツハイマー病変の一部を残してしま

ったレビーは、老人斑もみられるアルツハイマータイプのレビーになるのであろう。九州久山町研究では、認知

症の 41% がレビー小体型認知症というとんでもない結果が出たが、脳内に少しでもレビー小体が見られたらレ

ビー小体型認知症と診断すればこうなるであろう。

  小阪憲司先生もレビー小体を強く意識されているから、認知症の2割がレビー小体型認知症という診断をされ

ているのである。

  いずれにしても変性性認知症で、アルツハイマー型かレビー小体型か迷う患者がいたら、アリセプトはレビー

セット( 1mg )ではじめれば失敗はないのである。コウノメソッドは大やけどしない理想的な処方理論であろう。
 
   

 

コテコテ大阪弁の巨人ファン

  新神戸駅でタクシーに乗り込み、国際会議場を頼むと 35 歳くらいの運転手が、コテコテの大阪弁で「いやあ

〜 3 連ちゃんやわ〜」と返してきた。 3 人の医師相手に両親がボケてきたがどうしようという相談を持ちかけた

という。話を聞くと母親は正常範囲のもの忘れだが、どうやら父親のほうは発病している様子だった。関西は専

門医が少ないのでフェルガードを飲ませるといいでしょうと言っておいた。