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2008年2月19日に新潟県上越市で開催されたNPO法人エコネット上越が主催するセミナーで「認知症と予防」と題して講演させて頂きました



  2007.8.8付け

フェルガードはアルツハイマーの老人斑形成を阻止 (金沢大学)

 ●健康食品フェルガードの主成分であるフェルラ酸は、米ぬかに大量に含まれ脳血液関門を通過して脳内に届いて、アミロイドという蛋白が凝集して神経細胞を死滅させるというアルツハイマー型認知症の進行過程をかなり根本的に抑止すると考えられている。●またアリセプトの効果が頭落ちになってもフェルガードの効果は続き、アリセプトが効かない患者でも効果が確認されている(西日本の精神科病院)。あくまでも健康食品扱いで保険適応ではないが、化合物ではないので副作用の心配がなく、一説によると薬より効果がよく出る患者もいる。実際に私の患者で効果が確認されだしたので情報公開を続けようと考えている。
●生化学の実験には、生体内(インビボ)と試験管内(インビトロ)があるが今回入手した論文は、金沢大学が Biochemical and Biophysical Research Communications 336:444-449, 2005 に掲載したもので、フェルラ酸がβアミロイドの凝集を不安定化したことを示している。つまり老人斑が形成されにくいということでアルツハイマー型認知症の根本的予防になりうるし、発病後もある程度の効果(少なくとも進行は遅れる)が期待されるデータである。
●このような試験管内のデータが生体内でもおきるという保障はない。しかしフェルガードの場合は実際に効くことがわかっている(韓国と西日本の病院、長崎県の診療所)だけに、患者に観察された効果は理論的に偶然ではないことが確認できたといえるだろう。こうしてアルツハイマー型の患者におけるフェルガードの有用性は土台作りが進んできたが、レビー小体型やピック病の患者にも効果があるとすれば、そのメカニズムはどこにあるのかを別途調べなければならない。


健康食品フェルガード で 著効例あり

●先日の外来でアルツハイマー型認知症の女性がフェルガードで明らかな効果を示したことが家族から報告された。 80 歳女性で H18.8 月から通院されており、アリセプト 5mg を続けていたが、長女の死などで精神力も衰え、改訂長谷川式スケールは 17.5 から H19.4 月には 16.5 とジリ貧となっていた。そのとき私は「もうフェルガードしか救えない。納豆もたくさん食べなさい」と助言した。彼女は怒りっぽいのでグラマリール 50mg もずっと併用していた。
●そして 7 月 20 日に夫が診察室に飛び込んでこられて開口一番。先生やりました!と吉報を伝えてくれたのである。ボーリングに週に4回もでかけるようになりスコアは 130 。手芸も再開して興奮することはなくなった。なにしろ歩く力がよみがえって私の観察では 10 歳若返った印象。診察室では本人も改善を自覚していてニコニコだった。【解説】フェルガードは確かに脳を活性化する。しかし、そのためにかえって怒りっぽくなる患者が散見される。この症例ではグラマリールを併用しておいたせいかバランスよく効果が出て興奮は鎮まる方向に向かった。注目すべき著効例である。

● 58 歳男性(前頭側頭型認知症、非ピック病):アリセプト 1.67mg で改訂長谷川式スケールは 1 年間で 11 から 10.5 と経過していたがフェルガードで出てこなかった親戚の名前がスルスルと出てくるようになった、と同居している姉から報告があった。その日は本人も饒舌で漁のできない季節は大府に働きにきていたのです、とニコニコして説明してくれた。どもりが治った。【解説】 FTD は言葉が出にくくなる。フェルガードは前頭葉の細胞を活性化したようだ。
● 75 歳女性(アルツハイマー型):アリセプト 5mg で通院してきたが、改訂長谷川式スケールは 6 → 7 → 2 → 1.5 とギブアップの経過であった。フェルガードを飲み始めてから目つきがしまってきて、フェルガードのことを知らない近所の人たちから「元気になったね!」と気づかれたという。
● 59 歳女性(重症ピック病):2年間通院してきたがフェルガードで、挨拶してくれるようになりさかんにしゃべりかけるようになった。

•  82 歳男性 アリセプトを7カ月飲んでいて、変化がなかった。フェルガードで時計描画が正常化したと奥さんが絵を見せてくれた。当初の時計は混乱が見られ3個描きなおしていたが、1回で正常な文字盤を描いた。
●アルツハイマー病評価スケール( ADAS )がフェルガード3カ月後に著明改善。しかし夫はとくに変化がないという。このような場合はフェルガードを続けるべきである。