わが国は、 2007 年 9 月 15 日に総務省から発表された「統計調査結果」によりますと 65 歳以上の高齢者は 2,744 万人 ( 全体の 21.5% 、うち男性 1,169 万人、女性 1,575 万人 ) となっており、そのうち 80 歳以上の高齢者は 713 万人 ( 全体の 5.6% 、うち男性 235 万人、女性 478 万人 ) であり、世界最高の超高齢化社会となっております。また今後数年でいわゆる団塊の世代も高齢者の仲間入りをすることもあり高齢化のスピードはさらに進み、 2015 年には 25% を突破し、即ち日本人の 4 人に 1 人以上が高齢者になると予測されています。この数字は一方で少子化も進んでおりますのでもっと早く達成されるかもしれません。とにかくわが国は世界で群を抜いて高齢化が進んでおります。
日本は戦後幸いにして平和な時代が続き、保健、医療が発展し男女とも世界最長の平均寿命を達成することができました。然るに一方で完全に健康なままで高齢を迎える方は非常に少なくガンや糖尿病といった生活習慣病に罹る方も非常に増大しているのも事実です。
中でも重大な問題は脳の病気である認知症が日本の高齢化よりも早いスピードで浸透していることです。厚生労働省の試算 ( 「 2015 年の高齢者介護」 ) では、 2015 年には約 250 万人、 2025 年には約 323 万人と推定されています。日本人はそもそも脳血管障害による認知症が最も多いとされてきましたが、 1980 年代からアルツハイマー病による認知症が急速に増え始め 1990 年頃にトップとなり現在では 60% 〜 70% を占めております。
この要因として生活習慣、特に食習慣の変化が大きな役割を果たしていると言われております。 |